pi_circular Operational risk Britannia P&I
#"! CREW WATCH 2023 年 最後のCrew watChにようこそ。今回は、船員の健康と ウェルビーイングに焦点を当てます。最初にご紹介するのは、適切な水分 補給の重要性についてです。船員の仕事は非 常にハ ードなため、こまめ な水分補給が欠かせません。脱水症状になると疲労感や頭痛、認知機能 の低下を引き起こします。 どれも安全性や仕事のパフォーマンスに悪影響 をもたらしかねません。 船員の健康とウェルビーイングという点では、船内での運動も重要です。 スペースが限られている、スケジュールが多忙、当直制で仕事の時 間が 不規則といった理由から、そう簡単ではないかもしれませんが、海上で 長期間生活する人に とって、心身の健康を保つ には運動が不可欠です。 どうすれば船上生活に運動を取り入れられるか、役立つヒントをご紹介し ます。 その次は視点を変え て、船内でのいじめやハラスメントの問題について 取り上げます。船の上で長い時間を過ごす生活は常に変化を伴います。 船員交代のたびに、育った環境や性格も異な るさまざまな人が集まるから です。互いに敬意と理解を深められればよいですが、実際には対立するこ ともあり、そうした場合の対処法について意見や質問が寄せられることも あります。 ホームシックの原因とその影響についても検証し、効果的な対策をご紹介 します。ご紹介する対策を実践することで、ホームシックを引き起こす 精神面の問題にうまく対処し、船上生活を充実させられるでしょう。 JESSIE DUNN 編集者 いつもご支援いただきありがとうございます。 来年も皆さまの安全運航に役立つより充実 した情報をお届けしてまいります。皆さまのご意見をぜひお寄せください。 britanniacommunications@tindallriley.com 皆さまのご意見は大変貴重です。 (翻訳)ブリタニヤ・ヨーロッパ日本支店 こちらは英文の日本語訳です。日本語訳と英文の間に齟齬がある場合は英文の内容を 優先くださるようお願い申し上げます。 :987 | 1 6543 210/.-,+* )('&:% $# * "7 !7 65 3 * %$ &98 5 また、水を十 分に飲ん でいないと腎臓結石ができるおそれも あります。結石の原 因は、水分の摂 取不足や食 事での カルシウム の過剰摂取です。ビーツ、アスパラガス、大豆製品、 一部のナ ッツなどにはカルシウムが多く含ま れています。 こうした問題を避け るためには、体内水分量を保つ ことが重要 です。 適切な水 分補給の重 要性について啓発することも重要です。 啓発することで、今挙げたような問題を回 避し、船員全体の ウェルビーイングを向 上させることができます。船員が水 分 補給に関す る適切な知 識を持っ ておくことがいかに重要かは、 国際船員福祉支援ネットワークの水 分補給キャンペーンでも 見て取れます。参加者の 16% が「水を飲ま なくても 1 ヵ月 生きられ る」と思っ ていたのです。この 16% の人た ちはキャンペーン中、 水を最 小限しか飲ん でいませんでした。逆に水 分補給に関す る 知識が豊 富な参 加者は、当然ながら、できる限り多く の水を こまめに摂取していました。 こまめな水分補給は船 員にとって何よ り重要です。船員の ウェルビーイングとパ フォーマンスを確 保するには、水分を適 切 に補給し、ガイドラインに従い 、対策を取り入れ ることが欠か せ ません。気温が高い環 境で働い ている場合は特に水 分補給が 難しいため、脱水症状に陥ら ないよう注意を怠ら ないことが 極めて大切です。ここで紹介したガイドラインに従い 、各種取り 組みから常に最 新の情 報を仕 入れることで、船上生活中の 健康と安 全を守る ことができます。 決して大げさな話ではなく、船員にとって水分補給は非常に重要です。 過酷な環境で作業することも多い船員の仕事はハードなため、 身の安全、 ウェルビーイング、 そして仕事全 体のパフォーマンスを維持するためにも、こまめな水分補給が欠かせません。 脱水症状になると、疲労感や頭痛、認知機能の低下など さまざまな問題が発生し、しっかりと安全に業務をこなすことが できなくなってしまいます。 成人男性は1日当たり2 .5リットルの水分を摂取することが推奨 されており、成人女性の場合は2リットルが目安となって います。基本的には飲料から摂取し、残りの3~4割を食べ物 から摂取しましょう。なお、飲料については水が最も適して います。以 上が基本となりますが、年齢や体組成、気候、 運動量などの要素によって個人個人で条件は変わってきます。 船員が 行える適切な 水分補給対策: ●喉が渇いていなくても、1日を通して定 期的 に水を飲みましょう。 喉の渇きを 感じた時点 で既に脱水症状 に陥っているケース が多 いためです。 ●体に吸収 されないまま排出されないよう、一度にたくさん飲むの ではなく、少量をこまめに飲みましょう。 ●発汗で失われた塩分を補給するために、水以外にも電解質を 含んだ飲料を摂取しましょう。 ●尿の色に注意しましょう。淡黄色であれば水分は十分摂れてい ますが、濃い黄色や褐 色の場 合は脱 水の兆 候といえます。 ●アルコールやカフェインの入った飲料は脱水症状につながるた め、飲み過ぎないようにしましょう。 ●こまめに水分を摂取できるよう、繰り返し使用できる水筒を手元 に置いておきましょう。 船 員が働く環境 は体内水分量 に大きく影響してきます。長時 間 の勤務で、高温下での作業もあり、肉体的 にハードなた め、 汗によって 流れ出る水分が増え るからです。そのため、 こうした状況では水分補給を特に意識して、水分を多めに 摂らなければなりません。 気温の高い気候下や夏場の作 業では、水分補給をよりいっそ う心がける必要があります。体は暑い環境に徐 々に慣れては いきますが、慣れるまでの間は熱中症や脱水症状に陥る リスクが高くなります。こうしたリスクを極力減らすためには、 きちんと休息を取る、日陰に入る、水分補給の時間をこまめ に取る ことが 欠かせません。暑い環境で働き慣れている人は 塩分濃度の低い汗をかく傾向にありますが、慣れていない人 は汗とともに多量の塩分が失われてしまうことがあります。 その場合は食事の塩 分量を少し増やすとよいでしょう。 ただし、塩分タブレットはすぐに体内に吸収されないため、 お勧め しません。 健康的な 船上生活 船上生活では元気に健康を維 持することも大切です。 スペース が限られている、スケジュールが多忙、当直制で仕事 の時間 が不規則とい った理由から、船内で運動するのは大変かもしれません が 、海上で長期間生活する人にとって、心身の健康を保つには運動が 不可欠です。 $#"! ! 長期 の海上生活は精 神的な負担をもた らします。運動をすれば、エンドルフィン が分泌され、ストレス軽減になり、メンタル ヘルス全体が改善されます。 体を動かすことで血流が 良くなり、脳に送られ る酸素が 増えるため、注意力・集中力 が向上します。 船員 の仕事は肉体的にきついため、 仕事をこなせるだけのスタミナを 保つには 強靱な体力が欠かせません。 定期 的に運動して強靱な筋肉と体力を 保つことで、船体の揺れや肉体的に ハードな船 員業務による怪我を防ぐこ とができます。 © Blanscape | Dreamstime.com 運動スペースをつくる 幸いにもジムが併設されている船舶に乗っているのであれば、 互いに 励まし合える場にもなるでしょう。ジムは、交流を深め、 ウェイトリフティングする際などに互いに励まし合える場にも なるでしょう
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